A DAY WITH Y

Vol.7 HANAE & IRIE

HANAE: 飲食業 IRIE: 学生・モデル

すっと手を伸ばしたとき、そこにある服。
なんてことない“普通の服”だけど、
なぜかいつも着てしまう。

〈Y〉が提案するのは、そんな服です。
日常にそっと寄り添いながら、
そのひとの個性と結びつく。

じゃあ、このブランドの服をまとうのは
どんなひとなのか?

デザイナー・田口令子と、
アドバイザー・金子恵治氏が、
〈Y〉を着るひとのもとを訪ねます。

じゃあ、このブランドの服をまとうのはどんなひとなのか?
デザイナー・田口令子と、アドバイザー・金子恵治氏が、
〈Y〉を着るひとのもとを訪ねます。

IRIEがしっかりしているから、
仕事も楽しくできている。

ーHANAEさんはいま、ビール屋さんをやっているんですか?

HANAE:清澄白河の「ビアビスタ ブリュワリー」っていうところで働いたり、
神田の「キャリカーズ 東京」ってお店でお手伝いしたり、地元のビアパブでも働いていますね。去年勤めていた会社を退職して、将来は自分のお店を持ちたいと思ってるんです。

田口:HANAEさんのインスタグラムでも、ビールのアカウントありますよね。

HANAE:そうですね。たまに間借りでイベントとかをやったりするんですけど、その告知だったり。基本的にビールのことだけを載せてます。

ーどうしてクラフトビールにハマったんですか?

HANAE:もともとビールとかお酒にはあまり興味がなかったんです。飲んでもハイボールとか、ウィスキーをちょっと集めるとか、それくらい。でも、たまたま美味しいクラフトビールに出会って、コロナ中っていうのもあって取り寄せとかしながらどんどんハマっていきましたね。すごく奥深いんですよ。エチケットも可愛いし、見てても楽しめるから。味も本当にいろんなのがありますし。

ークラフトビールを呑んで、ビールの概念が覆されたっていうひと、多いですよね。

HANAE:私もそのひとりです。いままで私たちが飲んでた日本のビールとは全然違くて。ベルギーとか、ドイツとか、アメリカとか、国によっても変わるし、原料はもちろん、気候とかでも味が変わってくるので。そういう奥深さがあって、おもしろいんです。

ーIRIEくんはいま中学3年生で、モデルもしているんですよね。

IRIE:ちょこちょこですけどね。まだ事務所に入ったばかりなんです。

田口:どうしてモデルになろうと思ったの?

IRIE:自分に似合う服装が見つかるかなって。「こういう服があるんだ」って発見もあるし。

金子:じゃあファッションが好きなんだ。

IRIE:あんまり服屋に行かないんで、自分でもよくわからないですね(笑)。でも、モデルの仕事は楽しいです。撮影に行くと、みんなセンスのいいひとたちばかりだから。それで服を着させてもらって、「こういう服が自分に似合うのかな」って考えたりもします。

ー撮影中、親子水入らずな雰囲気が伝わってきました。

HANAE:最近は仲悪いですよ(笑)。本当に毎日のようにケンカしてます。

ーそうは見えなかったですけどね(笑)。普段一緒に過ごす時間は多いんですか?

HANAE:ビール屋で働いていると帰りが夜になっちゃうので、IRIEが遅くまで勉強しているときとか、朝にちょっと話すくらいですね。だから、この子は結構自立しているんですよ。ご飯も自分で適当に食べてくれたりして。いまの私の仕事は関係なく、昔からそうなって欲しかったというのもあるけど、助かってますね。

ーHANAEさんってすごくパワフルな印象があるんですけど、その原動力はどこにあるんですか?

HANAE:楽しければいいやって思っているだけで、なにも考えてないんですよ(笑)。

田口:それがうまく回転している感じなんですね。

HANAE:そうですね。あとは子どもたちのお陰でもあると思います。私も好きなことをやらせてもらっているから。IRIEがしっかりしているから、仕事も楽しくできているのかなって。

田口:安心できるっていうことですね。

ーIRIEくん、撮影の合間に学校の教科書見ながら勉強してるのもすごいなと思いました。

HANAE:「勉強してもしなくても、全部自分に返ってくるよ」って、いつも口を酸っぱくして言ってるんです。あとで後悔するのだけは避けた方がいいんじゃない? ってめちゃくちゃ言い聞かせてますね。それが効いているのかな(笑)。

家族でシェアできる服って
めちゃくちゃいい。

ーHANAEさんは普段、どんな服を着てますか?

HANAE:仕事では制服のような決まったものはないんですが、支給されたTシャツやスエットなどに合わせて、汚れてもいいようにコーディネートする感じです。とはいえ、接客業なので綺麗めにはしたいなぁと。いろんな服を着たいなって思うけど、仕事で汚れることを考えると、いいお洋服を着る機会は減りましたね。だからすごくカジュアルで、動きやすい服を選びがちかもしれません。

田口:古着もよく着るって撮影の合間に話してて、IRIEくんとシェアすることもあるんですか?

HANAE:結構しますよ。シャツとかTシャツとか。

田口:お買い物も一緒に行ったり?

HANAE:一緒に買い物するのは嫌がるんです(笑)。だから私が勝手に買ってきたものを、「これどう? 着てみる?」みたいな感じでシェアしてますね。この前は一緒に名古屋に行ったんですけど、そこで古着市みたいなのをやっていて。ワークジャケットを着せたいと思ってたから、一緒に探して買いましたね。

ーお互い、同じ服をいいバランスで着られるんですね。

HANAE:私はピタっとした服はあまり好みじゃないし、この子もまだ細いところは細いんですよ。だから結構サイズは合いますね。靴以外はシェアしやすいんです。

ー〈Y〉もシェアできそうですか?

HANAE:全然できますよ。LサイズのシャツをIRIEは着てたけど、私も全然着れちゃうし。そうやって家族でシェアできる服ってめちゃくちゃいいと思います。

金子:カップルとかでシェアしてもらうのは考えてたけど、親子でシェアっていうのは想定外だったから新鮮ですね。

HANAE:中学生とか、高校入りたてくらいの子ならできそうだなって、〈Y〉の服を着て思いました。

金子:背丈は違っても、親子だと骨格が似る部分があるから、シェアしやすいのかもしれませんね。

田口:ジャストサイズだとHANAEさんはSになるんだけど、Lでも全然いけちゃうってことですよね。

HANAE:羽織り感覚でいけますね。とくに暑い季節はTシャツばかりになるから、こういうシャツがあるとうれしいです。あと、〈Y〉ってシンプルだけど細かなところにこだわってるじゃないですか。それがすごくいいですよね。

田口:古着が好きってさっき話してたじゃないですか。だからワードローブに馴染みやすいんだと思います。

ー仕事以外でも着れそうですか?

HANAE:どこでも着れますね。普段着としてもいいし、それこそ学校の行事とかも参加しやすそう。だからシチュエーションレスですね。

金子:そのシャツは、古着のワークシャツがベースになっているんですよ。

田口:古着がベースだけど襟には品があるし、生地もやや厚めのツイル生地で張り感があるものを選んでいるから、意外とどこでもいけちゃう。

金子:変なシワも入らないですしね。

ーIRIEくんは〈Y〉の服、どうでした?

IRIE:ぼくはスポーティな服が好きなので、シャカシャカしたブルゾンが気に入ってます。ズボンもワイドシルエットで涼しかったし。着やすかったですね。

田口:どうしてシャカシャカした素材が好きなの?

IRIE:肌触りがいいし、軽いから。すごく気軽な感じがしますね。

HANAE:長袖、長ズボンはあまり好きじゃないみたいなんですよ。ちょっと動きづらいとか、そういう感覚があるんだと思います。だからスポーティで軽いものが好きなんだと思います。

IRIE:本当にそう。ストレスフリーがいい。だけど〈Y〉はスポーティな服もあるし、普段着てみたいって思います。

ーそうやって親子で趣向が違うと、視野が広がっていいですね。

HANAE:本当にそうなんですよ。IRIEのスポーティな服を借りて着たりもするので。

口だけじゃなくて、物理的にも
いろいろやらなきゃいけない。

ーおふたりのこれからの目標を教えてください。

HANAE:とりあえず、この子を無事に高校生にさせることですかね。仕事では自分のお店をつくるために、いろいろ整えていけたらなと。IRIEが高校に入ったら環境も変わってくるので、そしたら引っ越しもしてみたいなって思ってます。

IRIE:ぼくは高校で楽しく過ごしたいですね。バスケ部にも入って。

HANAE:そのために私もできることをしなきゃいけない。口だけじゃなくて、物理的にもいろいろやらなきゃいけないことがあるんです。事務手続きとかそういったこともそうだし、あとは体調管理もそうですね。受験が近くなるとすごいピリピリするって話を聞いているので、できる限りのサポートはするつもりです。

田口:親子で一緒に乗り切るってやつですね。

HANAE:ケンカばかりしてられないですね(笑)。